はじめに
生成AIの台頭により、開発スタイルが大きく変わり、Claude Codeの利用量が一気に増えました。 私は元々Claude Proプランを契約していたのですが、足りなくなったため、8月まで約半年間Claude Maxプラン(5x)を契約しました。(以降、本稿ではClaude Proプランを「Proプラン」と表記します。Maxプラン(5x)を「Maxプラン」と表記します)
Maxプランに変更してから、様々なことにチャレンジでき、大満足でした。しかし、半年使った後に料金と使い方を改めて見直し、Maxプランを解約しました。
本稿では、Maxプランを半年程使った経験と解約に至った判断を振り返ります。
Maxプランを契約した理由
Maxプランを契約した理由は、単純にProプランの利用量では足りなかったからです。当時は5時間の利用枠でも1〜1.5時間程使うと上限に達することが大半で、週次の上限も概ね使い切りました。開発中にセッションや週次の利用制限を気にすること自体がかなりストレスになってきたため、より利用量の多いMaxプランへ切り替えました。
少なくとも契約した時点では、Maxプランにする理由は明確でした。
Maxプランを使ってどうだったか
Maxプランを契約していた半年間は、Claude Codeを使って様々なことに取り組みました。
取り組んだことは次の通りです。
- pumlvの開発・改善
- gosttyでguiguiとlibghosttyを繋ぐ興味本位の自作ターミナル
- dinosaur-gameやgamesでEbitengineを使ったゲーム開発
- dotfilesにNix導入・改善
- slidesでスライドテーマの自作とテーマ含めたMarp移行
- hugo-theme-stack-liquid-glassでブログのテーマ自作と改善
- claude-code-pluginsでAgent Skillsやhooks等、Claude Code自体を使いやすくするプラグインリポジトリの作成
- study-architectureで非同期処理やイベント設計を検証
Maxプランのおかげで沢山の技術を学び、検証ループを回すことができました。利用量もMaxプランの週次上限に対して概ね8割程消費する日々が続き、当初の課題感を解消できて満足していました。
しかし、ある時期からコストを確認する度に小さな違和感を覚えていきました。その積み重ねが、解約の一途を辿ることになります。
Maxプランを解約した理由
Maxプランには満足していました。しかし、3ヶ月目から月額の請求書を確認する度に「収入に対してコストを支払い過ぎているのではないか」と感じるようになりました。
ありがたいことに、私は副業で月3〜4万円程の収入を得ています。一方、Maxプランは月額$100(約15,600円1)です。Maxプランの料金は、副業収入の約39〜52%に当たります。利便性と利用量を考えても、この割合の固定費を毎月支払い続けることには納得がいきませんでした。企業レベルのビジネスであれば選択肢になり得ます。しかし、月3〜4万円程の収入に対する固定費としては厳しいと感じました。
また、4ヶ月目頃から、私がアイデアを形にする速度とClaude Codeが実装する速度の均衡が完全に崩れてしまいました。私の実力不足ですが、Claude Codeで作るものがない状況に陥ってしまったわけです。
Maxプランに変更することで、当初の課題であった「Proプランの利用制限を気にせずClaude Codeを使いたい」は解消されました。その一方で、Maxプランを使い続ける理由がなくなりました。
解約後のプランを検討する
Maxプランを解約した後の選択肢として、次の3つを検討しました。
- Proプランに戻す
- Proプランに戻し、必要な時だけ追加利用する
- ChatGPT Plusプランを使う
Proプランだけに戻す場合、以前と同じく利用制限に当たる可能性が高いです。必要な時だけ追加利用する方法であれば、Maxプラン程の固定費を支払わずにClaude Codeを使い続けられます。
一方、ChatGPT Plusプランなら、チャットに加えてCodexも利用できます。開発以外にもチャットで相談する機会が増えていたため、どちらも利用できることは魅力的でした。
今の使い方ではチャットを使う場面が多く、実装にはCodexを利用できることから、ChatGPT Plusプランを選びました。
ChatGPT Plusを使ってみて
開発・設計の相談や技術調査、学習、登壇資料の作成などにチャットを頻繁に使っています。少しでも気になったことを相談しやすく、日常会話レベルの英語の練習にも役立っています。
コーディングでも、まずチャットで設計や実装方針を相談してからCodexに実装を任せることが増えました。実装中もGitHub連携でリポジトリの内容を確認しながら、チャットで相談できます。チャットで相談することで、コーディングエージェント上で何度も試行錯誤する必要が減りました。
Codex自体の利用量も、Claude Codeを使っていた頃と比べてかなり少なくなりました。初期実装にはGPT-6.1 Solなどを使っていますが、それ以外の大半の開発タスクはGPT-6 Luna(従来よりもかなり消費量の少ないとされるモデル)で問題なく進めることができています。
最近はChatGPTのスケジュール機能も活用しています。GoやWeb・バックエンド、Google Cloud、Cloudflareなどの最新情報を技術的な解説も交えて毎日まとめて受け取っています。自分の関心に合わせて情報を絞り込めるだけでなく、配信内容の変更もチャット上で指示できるので便利です。
おわりに
Maxプランでは利用制限を気にせず、様々なことに挑戦できました。半年間契約して良かったと思っています。
利用状況とコストを見直した結果、今の私にはChatGPT Plusプランのみで十分だと感じています。チャットで相談しながらCodexで開発する使い方でも、利用量はプランの範囲に収まっています。
今回のことから、AIも他の技術やツール選定同様に、自分の使い方とコストを併せて考えることが大切だと学びました。似たような悩みがある方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
参考文献
サービス・料金
- Claude
- Claude Code
- Choosing a Claude Plan - Anthropic Help Center
- Using Claude Code with your Pro or Max plan - Anthropic Help Center
- ChatGPT
- Codex
- ChatGPTプランでCodexを使う - OpenAI Help Center
本稿で触れた取り組み
- pumlv
- gostty
- dinosaur-game
- games
- dotfiles
- slides
- hugo-theme-stack-liquid-glass
- claude-code-plugins
- study-architecture
2026年9月9日時点の為替レート、$1 = 約156円として換算しています。 ↩︎